NPO法人ふらじゃいる(当事者会) 出張講座

11月12日(土)、練馬区を活動拠点にしている当事者の会「NPO法人 ふらじゃいる」のスタッフの方・当事者の方(実は我々ことり企画設立当初からお世話になり、法人社員にもなっていただいております。)をお招きし、講座を開きました。自身の特徴や病の受容を促進するため自らの病名を創作で作ったり、グループワークに参加した一人ひとりが困っている事を順番に披露し、それに対し参加者全員で解決法を出し合い、自らの生活をしやすくしたり考え方を軽くしたりする内容でした。

今後は毎月定期的にお招きし、少しでも利用者のお役に立てるプログラムに成長させてまいります。

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利用者の声

ひとつの問題に様々な意見を聞けて参考になった。自分からもっと意見を言わなければと思った。

自分は「対人恐怖」を強く感じる事はないので難しかったが、皆さんの話が聞けて勉強になりました。

beyond 2020 in RYOUGOKUへ大相撲観戦

10月4日、善意銀行とNHKのおかげ様で、両国の国技館へ大相撲を見に行く事が出来ました。天気もことのほか晴れ渡り、当日の参加者も5名、スタッフ2名の参加がありました。

主に大使館関係者を招き、国技である大相撲の文化紹介であり、2020年に開催される東京オリンピックの啓発啓蒙を兼ねたアピールの場だったと思います。

ちびっ子に相撲の稽古、力士の髪結い、三役揃いぶみ、幕内の土俵入り、横綱の土俵入り、およそ20年ぶりの横綱の三段構えと、弓取りの迫力を堪能しました。

以下は

参加した利用者の感想です。

体と体のぶつかり合いで、すごく楽しかった。

生の力士を見れて嬉しかった。

初めて生で相撲を見ました。迫力があってとても楽しかったです。弓取りが特に良かったです。知らないところに行くのは苦手ですが、克服する練習になってよかったです。機会があれば、また行きたいです。

大相撲は割りと好きなので、楽しい時間を過ごせました。

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このイベントは、日本文化の紹介の側面があるので、大相撲に疎い私でも、館内では解説やエピソードのアナウンスが流れ、相撲に親近感が沸きました。来場所は、NHKの相撲放送を、今までとは違う感覚で見られると思うと楽しみです。

 

 

 

10月25日より、PC委託訓練を開始します!!

このたび、東京都の公益財団法人しごと財団より、「障害者委託訓練」の受託訓練機関として選定されました。10月より最寄の公共職業安定所(ハローワーク)に問い合わせの上、窓口にてお申し込みください。内容は、一日に5コマ程度のプログラムで、およそ一ヶ月かけて「ワード」「エクセル」の基礎と障害者就労を上手くこなせるコツ(制度の解説、現状、応募書類作成、模擬面接など)を盛り込みます。

ご興味があれば、奮ってお申し込みください。お待ちしています。

第1回 金のタマゴの会 大盛況!!

みなさん、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

さて、7月29日に社福)練馬山彦福祉会 ワークショップ石神井と当センター共催で第一回 金のタマゴの会勉強会を開催しました。

認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやいの理事長大西連氏をお招し“公的扶助 ここだけの話~ここまで知っていれば大丈夫!!~”のことについて生活保護の仕組みや受給しにくい経験談を交えながら分かりやすくお話して下さいました。

モヤイ

 

 

 

 

アンケートの感想の一部です。

・私自身があまり生活保護に詳しくなかったので大変助かりました。全国に900もの窓口があることに驚きました。

・生活保護の歴史・体系がよく分かりました!

・法的な制度、今の現実をいろいろお話して下さり本当に勉強になりました。

出席して下さった方々、本当にありがとうございました。 今後も金の卵は2回、3回と勉強会を開催していきたいと思っています。

みなさんが知りたいこと、学びたいこと生きていく糧となるような勉強会をしていきたいと思います(*^▽^*)♪

 

夏の風物詩~朝顔市~

最近暑い日が続きますが、みなさん体調はお変わりありませんか?

センターではスタッフが入谷の朝顔市で朝顔を買ってきてくれました!

鉢の中には四つの苗が植えてあり、その中でピンク色の朝顔が綺麗に咲いています。他の朝顔はどんな色が咲くのか、今から楽しみです(^▽^)

朝顔市

日常の中に、朝顔や植物をみると疲れていた心が癒されます♪

みなさんもお部屋にお花や植物を飾ってみませんか(*^-^*)?

ことり企画&社福)練馬山彦福祉会ワークショップ石神井と共催で講演会!

現代の社会保障制度には、障害年金、生活保護など安心できる公的扶助があります。

しかし、差別や偏見等でうまく受給できないケース等があると支援者の方から聞くことがあります。そこで理解を深め、正しい知識を身につけませんか?

テーマ:『公的扶助 ここだけの話~ここまで知っていれば大丈夫!!』

日時:平成28年7月29日(金)

15:00~17:00(質問応答含む)

講師:認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい

理事長 大西 連氏

入場料:無料(先着20名)

締め切り:平成28年7月20日

参加をご希望される方は、03-6276-6871(ことり企画)までご連絡下さい。みなさまのご参加お待ちしています(^▽^)♪

2もやいちらし講演会1もやい講演会ちらし

 

 

可愛い小鳥のピーちゃん♪

梅雨に入り、ジメジメした日が続きますが、皆様どうお過ごしでしょうか?

ジメジメして少し憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる、可愛い仲間が増えました(^▽^)

2青い鳥

 

名前は”ピーちゃん”と言います♪

鳥篭の中にちょこんといる姿が可愛らしくいる姿が癒されます!

疲れた心を癒しにピーちゃんに会いに来ませんか(*^▽^*)?

 

 

知らないと利用者が損するばかりか、支援すら出来ない!!労働法クイズ(回答編)

 ※解説は省略させていいただきます。

・働くときに給料や休日の事などは口約束でも構わない   ×

・労働契約書の内容は、当然、労働基準法に優先される   ×

・契約した労働時間が6時間までなら休憩がなくても構わない    

・日々の残業時間は30分単位で切り捨てしてもかまわない    ×

・作業服に着替える時間は、当然、労働時間に入らない      ×

・週休2日制は法律で定められている      ×

・アルバイトやパートでも有給休暇が与えられるケースもある     

・年次有給休暇は、働いてから1年後に発生する    ×

・最低賃金は都道府県によって金額が異なる      

・退職金は1年以上働いたら必ずもらうことができる      ×

・アルバイトでも労災保険は適用される    

・男性でも育児・介護休業をとることができる    ○

・就業規則は常時10人以上の労働者を雇っている場合は作成義務があるが、10人全  員がパート・アルバイトなら義務はない。    ×

・就業規則は、むやみにみる事は出来ない。上司の許可がいる。  ×

・法定労働時間とは、休憩時間・残業時間を除いた、1日当たり8時間、週当たり40時間でなければならない     ×

・会社と労働者が合意してしていれば、給料の支払いは2カ月に一度よい  ×

・会社と労働者が合意していれば、賃金を払わず働かせることが出来る      ×

・残業は、1日あたり1時間であろうが10時間であろうが、事業主の思いのままに労働者にさせる事が出来る     ×

・退職金は必ずもらえる       ×

 

上記の、問いを理解し、今、あなたの前で起こっている利用者のトラブルが、何が原因なのか、何が意図されて起こって居るのか謙虚に、目を背けず考えましょう。

”就労支援”て何だろう? パート2

昨今、ブラック企業、求人詐欺等労働分野をにぎわせる課題が、多くのメディアで取り上げられてる。

障害者の就労は、多くの専門職に守られているから大丈夫なのか。

先輩就労者から、丹念に聞き取りをした事例を簡単だがあげてみる。

○突然会社より、「人が増えたので・・・」という理由で、労働時間を減らされた。

←労働時間の減少は、給料の減額を意味する。

 

○A型事業所にて。5時間働いているのに、お給料が3時間分しか払われなかった。

 

○退職に伴い、有給休暇が20日あったのに、消化させられずにやめさせられた。

○民間の面接会において、面接を受けた事業所より「株式会社系統」の就労移行事業所のチラシを渡された。

←ご本人は、相当に準備(病院系の支援員とハローワークの支援員がついていた)していたのに。

後日、この方は、別の事業所に採用され、現在も就労継続している。

4番目の事例を除き、3事例は利用者が単独で動いていたわけではなく、「支援者」と称する職業の方がついていました。それなのに、なぜ防げなかったのでしょうか。

我々から見たら、ある意思を持って「防がなかった」様にも見える事例もありました。そこには、就労支援機関そのものの体質と、それを形作る支援員そのものの知識や資質の問題が大きく関与しています。

そしてそれらの問題は、障害者である「当事者の責任」「準備性のなさ」「資質のなさ」であるかのように処理(記録)されてしまっている現状があり、支援員として、その障害者の方を「企業に推した責任」が問われにくい雰囲気があります。

企業と労働者と福祉的支援機関との関係と、企業と労働者と労働組合の関係の違いを理解する事で、見えてくるものはあると思います。

利用者の方は、何も躊躇する事はありません。きちんと何事も、自分に説明してくれる支援員を見つけてください。

支援員の方は、自分が携わっている仕事の使命とは何なのか、どうあるべきか考えて見ましょう。なぜこの仕事に、職業に就いたのですか。