都内でも桜が満開となった4月の頭、
桜をテーマとした句会を開催しました。
ことり企画では、
年に数回、俳句をつくる時間をつくっています。
すらすらと何句もつくるメンバーさんもいれば
頭を悩ませながら最後にすてきな句を仕上げるメンバーさんもいます。
出来上がった句をメンバーさんみんなで鑑賞したあと、
最後に、投票で良かったと感じた句を選んでもらいます。
今回の1位の句は、
「まちぼうけ さむさのなかに さくらさく」
でした。
何かを待っている不安のなかでぽっと希望の光がさすような
暗い中に灯された淡い光のようなイメージが浮かぶ句です。
受験生にとっては、ようやく待ち望んだ合格のお知らせだと感じるかもしれないですね。
2位の句は、
「哲学堂 花見にきたぜ 春満開」
でした。
「きたぜ」の「ぜ」が、ウキウキした気持ちや
遠くまで来た喜び、達成感のようなものも感じさせてくれますね。
哲学堂と桜という言葉からも、すてきな風景が浮かんできます。
ことり企画の句会では、
これまでの経験や見た風景、感じ事を言葉にする機会になっているなと感じます。
普段の作業の中では見ることのできない
センチメンタルな部分、ロマンチストな部分など別の面が見えるのも、良い時間だと感じています。
ことり企画にご興味ある方は、
どうぞお気軽にお電話やメールにてお問い合わせ下さい。
見学、体験も随時行っています。
【TEL】 03-6276-6871
【MAIL】 ruri@kotori12.org