神宮の杜 明治神宮へ

1月10日、センターでは、十二社通り(西参道 明治神宮への西門への参道)を南へ道づたいに歩き、渋谷区の明治神宮へ初詣をすませました。晴天に恵まれ参加者7名、こころ新たに新年お誓いをそれぞれ立てたことでしょう。

神宮の境内には、「新春書道展」の入選作品が伽藍に展示され、参拝をすませた方々が、小学生~高校生までの力作、秀作に見入っていました。今年の干支は酉年という事で、「ことり」と画いた作品も散見され、利用者はもちろん、法人にとってもいい年であるよう縁起を担ぎました。初詣 書道展

西門から本殿まで代々木の森が続きますが、これは自然の「鎮守の森」ではありません。当代の造園家や大学教授が招集され、100年以上先を見越した造園事業だったという事です。神宮建立当時(大正時代)日本全国の都道府県の県木等がおよそ10万本植林され、今に至っているといいます。千島樺太はもちろんですが、当時は台湾・朝鮮半島も日本領でしたので、その地域からも植林のため船で木を運んだといいます。中でも残念なのは、台湾の樹木は東京の寒さになじめず、枯れてしまったといいます。

どう見ても自然林に見えてしまう「鎮守の森」が、100年の計を体現し、厳然と目の前に現れた時、当時事業に関わった全ての人々の「仕事」に対する構想力・意識・想像力に、気が遠くなる思いがします。今現在我々は、日々の忙しさにかまけ、ただ「作業」を惰性で継続しているだけで、どれだけ先の世の中や人々のために成る「仕事」をこなせているのか?

徒歩20分余りの参拝でしたが、大都会のただ中の「鎮守の森」を後にしながら、参加者各人が新しい年への誓いを新たにしたのでした。

途中、パークハイアットの「東京ガスの展示場」に寄り、最新のシステムキッチン・商品などを見た後で、そこで作られたスポンジケーキを頂きました。展示場を訪れる事で、これから家を建てたり、結婚を考えたりしている方など新しい生活が見えてくると思います。試食も月替わりでメニューが一新するらしいので、それを目当てにお見えになる方も居るとか居ないとか。

初詣 東京ガス

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